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お圭さん、芝居を語る 2008年07月04日(金)

te1.gif 現在発売中の「せりふの時代」のお圭さんの記事、
自分はまだ読んでないけど会員さんからの報告では
舞台に対する思いや考え方をいろいろ語っているみたいですよ
お圭さんは考えていることをベラベラ話すタイプじゃないから
こういう本音を聞ける機会なんてあまり無いだけに
舞台で役を演じることに対しての意気込みだったり
逆に不安な気持ちだったりを自分の言葉で率直に
語っているみたいなので非常に興味深い記事ですし
貴重な言葉が聞けた気がします。
この記事は円城寺あやさんとの対談という形式で
舞台について二人で語り合ったものを活字にしたものです。
お圭さんがお芝居に興味を持ったきっかけになったのは
モー娘。時代にミュージカルに挑戦した時です。
これは以前にも何かの機会で話してくれたことはあるけど
ここまで具体的な話は今回が初めてじゃないかな?
ミュージカルで共演した本職の役者さんの演技を目の当たりにして
「芝居ってすごい!」と心を打たれたそうです。
それまでに知らなかった世界に触れてカルチャーショックを受け
お芝居というジャンルに大きな興味を持ったことが
今の”女優”としてのお圭さんの原点だったんだね
それまでは頭の中に”歌手”というジャンルしか無かっただろうし
お芝居という道に進むという選択肢はまだ無かったはずだけど
こういう心に響く体験をしたことで新たに女優という道が目の前に
広がっていったんじゃないかなと推察しました。
モー娘。卒業の頃には女優という道も本格的に考えていたみたいで
実際に「女優」を目指すと公言してましたもんね。
女優という最初の一歩を踏み出したのが卒業後初めての舞台である
「羅生門」という作品で河童を演じた時でした(笑)
この時はまさに右も左も分からない状態で不安のほうが大きいだろうし
どうしていいのか大きな迷いがあったと思うんだけど
主演の浅岡ルリ子さんた笹野高史さん、演出家の星田良子さんから
たくさんのことを教えてもらい乗り越えられたそうです。
お圭さんは素直で礼儀正しい性格だから「この子ならやれる」と
信じてもらって親身になってアドバイスしてくれたのかもね
稽古場で泣いちゃって迷惑を掛けてしまったこともあったけど
そんな風に苦労した事だって貴重な経験だったと思いますよ
「私は何事も時間が掛かるほう」と、お圭さん自身も言ってるけど、
不安な気持ちがあるからこそ人一倍真剣に稽古に取り組めるわけだし
完成させるまでに他の役者さんより時間が掛かったとしても
いざ舞台に立てば見劣りしないだけの演技をマスターしてるんだから
これから経験を積んでいけばもっともっと素晴らしい女優に成長出来るし
女優というジャンルで輝くお圭さんを見て行きたいと思いました。
お圭さんがベテランの役者さんの演技にカルチャーショックを受けたように
将来、お圭さんがベテランの域に達した時に、今度はお圭さんの演技を見て
「芝居ってすごい」って思ってもらえる様になればいいね
 



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