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「コースター」面白かったです 2007年10月31日(水)

te1.gif 29日の「コースター」山口公演を観てきました!!
もうね、とにかく面白いの何のって。
泥棒役の西村雅彦さんがバーに侵入するシーンから始まるんですが
そこから西村さんのコミカルな演技全快で笑いっぱなしですよ
東京公演をご覧になったもっちさんから事前に教えて頂いていたので
開演から30分以上経過して文童ちゃんが初登場することを知っていましたが
圭ちゃんの登場を待つ、といった感じでは全然なかったですね
空き巣とバーの客のコミカルな遣り取りに笑っていたら
正直、自分が圭ちゃんを観に行ったことを忘れてたかも^^;
ってくらい引き込まれてましたから(笑)
ストーリーに関してはとくにネタバレみたいなものは無いです。
バーに侵入した空き巣(西村雅彦)が店内を物色してると、
そこへ突然の来客が。。。
ファミレスの支部長(高嶺ふぶき)とファミレス店長(金子貴俊)の
いわば上司と部下の二人です。
あわてた空き巣は店の外に逃げるタイミングを逸してしまって
そのバーのマスターの振りをして誤魔化そうとします。
なんとか隙を窺って逃げようとする空き巣ですが、
そこへ店長を取材させて欲しいという雑誌記者(東根作寿英)
アルバイトの貼紙を見てやってきた極道の娘(保田圭)、
娘を連れ戻して来い!との命令を受けたヤクザの舎弟(中山夢歩)
娘のパパで、若林組の組長でもある(モロ師岡)
店の様子を見に来た本物のバーのマスター(峰岸徹)と、
次から次へ、個性的な面々がバーを訪れて来るので
必死で取り繕う空き巣のドタバタ振りを中心に舞台は進行します。

舞台の基本軸はこれだけなのでコレと言ったネタバレは無いんですよ
ただ、そこで繰り広げられる登場人物の遣り取りがとにかく面白い!!
脚本家の台詞の選び方とかストーリーの組み立て方とかも上手だけど
出演者の演技力っていうかパワーに持って行かれる感じなんです。
西村雅彦さんのコミカルで味のあるお惚けキャラはまさに職人芸ですわ
これぞ本物のエンターテイナーだと思いました。
この面白さは実際に見て頂かないと伝わらないと思います。
例えば、マスターに成りすました空き巣に客から次々注文が入り、
カクテルを作らなければいけないことになってしまいます。
そんなオーダーされても空き巣に知識があるわけでもなく、
そこへタイミング良くアルバイトの面接にやって来た文童に、
「キミ、作ってみなさい」と。(文童はお酒の資格も持ってます)
つまり、空き巣は自分にお酒の知識が無いことがバレないように
文童を利用したってわけです。
って、こんなふうに説明しても面白さは伝わらないですよね
やっぱり実際に見て頂かないとわからないと思うんですよ
自分はテレビとか映画を見てもそんなに笑うほうじゃないけど
この舞台は何度も何度も笑ってしまいましたもん
残念ながら今回舞台に行けなかった方もDVDはオススメですよ
東京公演で撮影をしていたという話もあるのでおそらく発売されるでしょう
会場のグッズ売り場でも前作の「初仕事収め」も売ってましたし。
グッズといえば、お圭さん関連ではシニアグラフィティの「新宿の女」と
ファントマの「楊貴妃の漢方薬」のDVD売ってました。
ネット上でもあんまり評判がよくなかったので先送りしてたので
「新宿の女」は持って無いので買おうかとも思ったんですけど
所持金が少なかったので止めときましたw
金子くんの本は直筆のサイン入りで売ってるのにね
お圭さんもサイン入れればもっと売れるのにって思ったよ
もしサイン入りなら自分も迷わず購入するし(笑)
だから結局買ったのはパンフレットだけ。
もっちさんが「おしゃれな感じのパンフレット」と仰ってたので
どんなパンフなのか楽しみにしてたんですけど
珍しい形状の部屋に置いてもオシャレな作りになってます。
ただ紙面が小さいので稽古場の写真が小さいのは残念かな
もうちょっと写真の数を増やして欲しかったとは思いますね
 



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